オリオールズは13日(日本時間14日)、本拠地ボルチモアでのパドレス戦に3―9で大敗。連勝が「3」で止まったが、禍根を残したことで15日(同16日)のカード3戦目に不穏な空気が漂っている。

 球場内が騒然となったのは敗戦濃厚となった6点ビハインドの9回二死。ガナー・ヘンダーソン内野手(24)は、相手5番手のロン・マリナチオ投手(30)が初球に投じた93・9マイル(約151キロ)のフォーシームを腹部付近に受けた。この死球について審判団は故意死球とみなされて投手を退場。判定を不服として猛抗議したパドレスのクレイグ・スタメン監督(42)にも退場処分とした。

 伏線は5回にあったとみられる。自軍の先発右腕・ギブソンが相手の主力のボガーツに投じた球がヘルメットを直撃する死球となり、1イニング後の6回の守備から交代していた。

 試合後、味方がボガーツに死球を与えた後、3度目の打席でぶつけられたヘンダーソンは「前の打席で相手は2度(自分にぶつける)チャンスがあったのに逃したから、それで終わりだと思っていたんだ。でも、どうやら仕返ししようとしていたみたいだから、これでイーブンになったということだね」と現地メディアに語った。

 報復行為とジャッジされたパドレスに対しては米ファンの怒りが殺到。SNS上は「パドレスの振る舞いは実に不快だ。野球界にこんなフーリガンが入る余地などない」「マウンドに突撃してバットでぶっ飛ばせ。あれは間違いなく故意だ」「野球をやったことがある人なら誰でもこれが報復だと分かる」などと荒れた状態となった。同カードは1勝1敗で3戦目を控えるが、無事に終わるのか…。