代表デビューとなったオリックス・山下舜平大投手(21)の剛腕がうなりを上げた。6日の欧州代表との強化試合(京セラドーム)で4点リードの6回に4番手として登場。昨年8月26日のロッテ戦以来のマウンドに立つと、最速159キロのストレートとカーブ、フォークで2イニングを1安打無失点、2奪三振と欧州打線をねじ伏せた。33球を投げ終えた山下は「ゼロに抑えれてよかった。ユニホームはかっこいいと思った。京セラはケガの降板以来のピッチングだったんでドキドキしたけど、楽しかった」と充実感をのぞかせた。

 自己最速の160キロに迫り「現段階で去年のMAXに近い数字が出た。これからどんどん上がってくれば越えられるんじゃないかと思う。更新したい。やってきたことが、いい方向にいっている」と手ごたえを感じている。昨年は9勝3敗、防御率1・61の好成績をマークしながらも終盤に腰痛で離脱。チームがVロードを走る中でリハビリと肉体改造、球筋を研究し、自己分析に取り組んできた。順調なキャンプを過ごし、満を持しての代表デビューで圧巻投球を披露できた。

 初めて侍ジャパンのメンバーに入り、感じたのは先輩たちの人間性の素晴らしさ。「人として尊敬される人が多いんじゃないかと思います。野球やる以前の問題と思うし、自分もしっかりしたい」と人間としての成長も誓った。