NPBは17日に、巨人OBの桑田真澄氏(58)が今年8月に中国・杭州市で開催される「第12回BFA U12 アジア野球選手権」に出場する侍ジャパンU―12の日本代表監督に就任することを発表した。
現役時代に巨人―パイレーツでプレーした桑田氏は、現役引退後に巨人で投手コーチや二軍監督などを歴任した後、2025年オフに退団。今季からはオイシックスのCBOとして選手育成に携わっている。
桑田氏はNPBを通じて「国際大会を通して、失敗を恐れず挑戦することや、仲間と助け合うことの大切さを学んでもらえればうれしいです。そうした経験が、将来社会で活躍するための大きな力になると考えています。日本野球の未来のために責任を持って務めたいと思います」とコメントした。
新たに誕生した「桑田ジャパン」が球界に新たな芽を生み出すか。巨人での指導者時代は、自身が早大・東大大学院で学んだスポーツ科学の知識や経験に基づいた指導を実施。二軍監督時代の昨季はチームをイースタン・リーグ優勝へと導いた。選手とのコミュニケーションについても、体罰はもってのほかで、自らを「伴走者」になぞらえ、二人三脚で寄り添いながら接する「令和流」の方針を取っていたことで話題となっていた。
この日の代表監督就任発表を受け、球界関係者からも「選手を真っ向から否定せずに、まずは選手の意見や気持ちをすべて受け止めてから指導を行うスタイルは桑田さんならでは。指導を受けたU―12世代の子供たちが自分のチームに持ち帰れば、その指導スタイルも日本全国に広まっていくかもしれないね」と将来的な展望を予測していた。
昨今の時代の変化に伴い、今でこそ徐々に浸透しつつある調和を主とした指導方針だが、世代トップチームを率いる指揮官に桑田氏が就任したことで、〝桑田式メソッド〟は日本全国の少年野球チームへと広がっていくのかもしれない。












