MLBのア・リーグ東地区で首位を走るレイズの俊足チャンドラー・シンプソン外野手(25)が流血退場した。本拠地で1日(日本時間2日)に行われたタイガース戦の4回、一死からシンプソンが左前打で出塁し、続くメサの打席でマッデンが暴投。シンプソンはすかさず二塁をヘッドスライディングで陥れた。悠々セーフだった。

 ところが、シンプソンはうずくまって立てず、口から流血。滑り込んだ際にヘルメットが脱げてベースに当たって跳ね返り、シンプソンの口を直撃していた。周囲は一瞬何が起きたか分からなかったが、トレーナーが駆け付け、タオルで口を押さえたまま交代するシンプソンに大きな拍手が送られた。

 米メディア「アルバット」は「その光景はあまりに衝撃的でファンも選手もぼう然と立ちつくした。ブレークシーズンを迎えてた彼はグラウンドを後にした。唇から血が滴り落ち、プレーを続けられないイラ立ちをあらわにした。医療スタッフが応急措置をし、彼を連れ出した」と伝えている。

 すぐに病院に運ばれて裂傷した唇の縫合手術を受けた。腫れがひどく話すのも困難だというが、2日(同3日)の試合もスタメンで出る可能性があるという。シンプソンは打率2割8分2厘、14盗塁と攻撃の要となっているだけに、状態が心配される。