ソフトバンク・スチュワート 大偏食から「カレーなる」成長

2019年10月28日 16時30分

帰国の途に就いたスチュワート

 昨年の米ドラフトで1巡目指名を受けながらソフトバンクに入団したカーター・スチュワート投手(19)が27日、福岡空港から帰国した。1年目の今季は5月下旬の電撃入団後、ファームで三軍戦に登板。今秋は宮崎でのフェニックス・リーグで2試合に投げた。「短いシーズンでしたが成長できたと思う。来年は二軍でもしっかり投げて、一軍で投げることを目指したい。もっといい選手になりたい」と、さらなる成長にも意欲的だ。

 6年契約とあって、まずは日本に慣れることからスタートしたが、チーム内では極度の偏食ぶりが懸念された。ハードロックカフェやハンバーガーチェーンなどのいわゆる米国的な食事は大好きだが、ファーム施設の食堂で出されるラーメンやうどんは一切ダメ。もっぱら白米と特別に調理してもらったチキン、フルーツなどで腹を満たす日々だった。それが今では「カレーが好きになったみたいです。これは大きいですよ」(球団関係者)と“大きな成長”を遂げた。

 チームの食堂で出されるカレーは選手に大人気のメニュー。ある日を境に「おいしい」と目覚めたスチュワートは遠征先のホテルでもカレーを頻繁に食べていたという。親しいスタッフによれば「米国に帰っても日本のカレーが食べられるレストランを探してみる」と話していたそうだ。

 来年は2月のキャンプから長く日本で過ごす。好きなメニューができたことは大前進だ。かつてイチロー氏はカレーを毎日食べていたという伝説もある。日本の国民食がブレークへの第一歩となるかもしれない。