ノア25日の両国大会で、GHCヘビー級王者の内藤哲也(44)が「N―1 VICTORY」覇者・OZAWA(30)の挑戦を退け、初防衛に成功した。
内藤はシングルリーグ戦のN-1に不出場。12日に行われた古巣・新日本プロレスの両国大会と同様に「王者VS覇者」の構図を早々に確定させた上で、観客動員面での勝負を宣言していた。そして今年5月両国大会で敗れているOZAWAがN-1を制したことで、リベンジマッチの舞台が整った。
試合は両軍のセコンドが入り乱れる大乱戦となった。内藤が正調デスティーノをさく裂させると、OZAWAのセコンドに就いていた「TEAM2000X」のヨシタツが場外からレフェリーの足を引き、カウントを妨害。これで流れが変わり、内藤はTIME BOMBからOZAWAの必殺技Real Rebel(ワンステップ式フェニックススプラッシュ)を決められてしまったが、今度は「ロス・トランキーロス・デ・ハポン」のBUSHIがレフェリーの足を引いて3カウントを許さない。
両軍セコンドが退場したリング上で、内藤は浴びせ蹴り、バレンティアからデスティーノを狙う。これを切り返されて、速すぎるあまり遅く見えてしまう(OZAWA談)逆さ押さえ込みに移行されたが、ギリギリでキックアウト。ビッグベンエッジをカウンターのデスティーノで切り返し、正調デスティーノで激闘を制した。
試合後のリング上には拳王が現れ「今日の試合を見てたけど、大丈夫か? 本当は荷が重くないか? 11月頭に後楽園あったよな、そこで俺の挑戦受けろ!」と11月9日後楽園大会での挑戦を表明された。内藤はこれを「トランキーロ、あっせんなよ」で一蹴した上で代名詞の「デ・ハ・ポン!」大合唱で大会を締めくくった。
ベルトこそ守り抜いた内藤だったが、この日の動員は4253人となり、新日本両国大会の6422人(いずれも主催者発表)には及ばなかった。バックステージでは「見事なまでの完敗…完敗だよ。でもさ、いいんじゃない? この差をちゃんと見た上で、これからノア、もっと上を目指そうよ。今のままで満足してる選手がいるのかどうかしらないけど、もっと上を目指そうよ。両国国技館くらい一瞬でチケットがなくなってしまうくらい、ノアを高みに持って行こうよ。俺が先頭に立ってノアをその高みまでお連れしますよ」と、この結果を糧にすることを誓っていた。













