ソフトバンクの柳田悠岐外野手(37)が10日の日本ハム戦(みずほペイペイ)で14、15号と2本塁打を放ち、3―2の勝利に貢献した。1試合2本塁打は2023年5月6日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来3年ぶり。本拠地では21年7月11日のオリックス戦以来5年ぶりとなった。
まずは2回一死。日本ハム先発・加藤貴の初球のシュートを振り抜き、右中間へ先制の14号ソロを放った。「久々にいい打ち方ができたなぁと思ったので、いい感触でした」。1―1から正木が勝ち越しの24号ソロを放った後の4回一死には、チェンジアップを右翼へ運んで15号ソロ。「先だったんですけど、いい打ち方ができたので。良かったです」と振り返った。
2本とも球種を狙っていたわけではなく、「来た球をいいスイングしよう」という意識だった。試合後、「理想的な、自分のイメージのスイングができたかなと思います」とニヤリ。試行錯誤を続ける中で「ホームラン、ホームランっていうよりは、やっぱりこう、コンパクトだけど強く振るみたいな」ことを意識しているといい、「毎日ほんとにいろいろ試しながら。今日はたまたまいい結果が出てよかったです」と語った。
プロ16年目、37歳になっても本塁打への欲はある。理由を聞かれると、答えは実にシンプルだった。「ホームランを打てば打つほど稼げるのがプロ野球。それだけです」。柳田らしいプロとしての価値観が、端的な言葉に表れていた。
最近は豪快なスイングとともに、打席でヘルメットが飛ぶ場面も目立つ。その理由を聞かれると「髪伸びてきたんで。ちょっとスパッとはまんない感じなんで、それだと思います」と笑わせた。
チームは日本ハムに同一カード3連勝し、優勝へのマジックナンバーを「11」とした。24号決勝弾を放った正木については「もうなんか怖いです。強いです」と評し、「頼りになる後輩がたくさんいますので、自分も少しでも…、少し、貢献できたらいいなぐらいの気持ちで毎日試合をしてます」。リーグ連覇へ向けても「一戦一戦、全力で。チームが勝てるように頑張っていきたいと思います」。若手が台頭する鷹打線で、チーム最年長の存在感も健在だ。












