阪神・才木浩人投手(26)が30日の巨人戦(甲子園)に先発。6回5安打無失点の粘投で、今季8勝目(5敗)をつかむとともにチームを勝利に導いた。

 コンディション不良から中15日での復帰となった右腕。3点の援護をもらった直後の4回には二死から丸、泉口の連打を浴びて一、三塁のピンチを招いた。それでも続く増田をフルカウントから135キロのフォークで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 6回も二死一、二塁と走者を背負い、打席には泉口を迎えたが147キロの直球で三飛に打ち取った。「今こういうチーム状況で首位を争っている、すごく大事なのが分かっていましたし。昨日、おとといとすごくいい試合をしている中だったので、なんとかこの流れを崩さないようにという気持ちで試合に入れましたた。そういう意味では試合に勝てて良かったです」と笑顔で汗をぬぐった。

 この日の白星で巨人戦11連勝。1962~63年の権藤博氏に並ぶNPB歴代最長記録となった。それでも「それは結果でしかないですし。野手の人が打ってくれているので。個人的には何とも思わないですけど、しっかり勝てるようにとは思っています」と表情を変えることはなかった。

 チームも3―1で勝利し、首位攻防戦で3連勝。2位・巨人を4・5ゲーム差まで突き放し、マジックは「21」に減少した。