DeNAは30日の中日戦(横浜)に4―3でサヨナラ勝ちを収め4連勝。1点ビハインドで迎えた9回に一死満塁のチャンスをつくると宮崎の右犠飛で同点。なおも二死二、三塁とした場面で次打者・蝦名達夫外野手(28)が決勝の適時打を中前へ運んだ。4位・ヤクルトとのゲーム差は2・5と拡大。〝最低ノルマ〟のCS進出へ向け一歩前進した。
先発・篠木は5回途中を7安打3失点。勝負どころで粘り切れなかった右腕に見切りをつけて、継投策へ移行したDeNAベンチの判断が的中した格好だ。若松→ルイーズ→伊勢→浜地→中川虎の救援5投手は、中盤以降のイニングを無失点でつなぎ、1点ビハインドの僅差を死守。最終回の歓喜を演出した。
連勝中の直近4試合のDeNAブルペンは、延べ16投手が14回2/3イニングに登板し、圧巻のオール無失点。僅差リード、同点、僅差ビハインドなどのシチュエーションに固定されない戦略的な投手運用がシーズン最終盤にきて機能している。
試合後の相川亮二監督(50)は「本当に一番きついところをやってくれている」と縁の下の力持ちたちを称賛。結果を残し続けているリリーフ運用について「戦略です。投手コーチが(相手)バッターと投手を考えながら組んでくれている。試合の流れの中で決めていくものですが、いい提案をしてくれていい継投ができている」と参謀たちの仕事ぶりにも手応えをにじませる。
象徴的なのは今夏から支配下復帰を果たしたばかりの浜地真澄投手(28)だ。基本的にはセットアッパーとして起用されながら、この日は1点ビハインドの8回に5番手として登板。上林→細川→サノーと続く竜の中軸を3者凡退に封じた。今季ここまで19試合に登板している右腕の防御率は、0・96とついに0点台に突入。指揮官も「本当に感謝しかない。ああいう投球をしてくれてね」と右腕への思いを口にした。












