ドジャース・大谷翔平投手(32)が28日(日本時間29日)、敵地デトロイトでのタイガース戦に「1番・DH」で先発出場。チームは2―1で勝利して連敗を「3」で止めた一方、大谷は4打数無安打で2三振、1四球に終わった。

 相手先発右腕・アンダーソンになかなかタイミングが合わず、初回の第1打席は空振り三振に倒れ、3回無死一塁で迎えた2打席目は速いゴロが「4―6―3」と渡って二ゴロ併殺。5回は二死一、二塁の絶好のチャンスでファウル、ファウル、見逃しで3球三振に倒れ、8回の第5打席は一塁が空いた一死二塁の場面で勝負を挑まれ、走者を三塁に進める二ゴロとなった。

 この日の試合前にはブルペンで投球練習を行い、変化球も織り交ぜて17球を投じた。本来の二刀流復活へ準備を進めるが、実戦のマウンドから遠ざかって2か月がたとうとしている。〝一刀流〟となっている間にカブスのPCAことピート・クローアームストロング外野手(24)が攻守で目覚ましい活躍を見せ、大谷はリーグMVP争いで劣勢も伝えられる。

 米メディア「THE BIGLEAD」は「大谷翔平はナ・リーグMVPになるべきではなく、なることもないだろう」「大谷の活躍は素晴らしいが、MVPに値するほどではない」「シーズン開幕時点では大谷がナ・リーグMVPを獲得すると確実視されていた。しかし、それは起こらないと断言する」と辛らつに報じた。

 その根拠としたのはやはり二刀流ではない点で「シーズン終盤にマウンドに戻ってくるかもしれないが、85回1/3では優位性を得るには十分ではない」と指摘。対するPCAは打撃成績で大谷とほぼ互角に渡り合っている上、外野守備もこなしている。そうしたことも踏まえ「さらに踏み込んで言えば、PCAのWAR(勝利貢献度)は大谷より1勝分高く、この点も考慮されるべきだ。確かに大谷の投球は素晴らしいが、彼は守備に就いておらず、今季は安定して登板しているわけでもない。攻撃面でもPCAの方が躍動感あふれるプレーを見せており、それが彼を優位に立たせる要因になるだろう」と強気だったが、果たして――。