DeNAは22日に予定されていた阪神戦(横浜)が悪天候のため中止に。プレーボール直前にハマスタ上空を襲った豪雨によって、グラウンドはまるで巨大な池のように水浸しになった。

 翌23日のカード第2戦(横浜)は当初の予定通り、下半身のコンディション不良から復帰した石田裕太郎投手(24)が登板予定。相川亮二監督(50)は「いいピッチングを期待している。何よりも勝つしかないので。(復帰は)多少、前倒しにはなっていますが、彼はやってもらうしかない立場」と右腕に期待を寄せた。

 中止となったこの日の振替開催日は未発表だが、阪神との日程のかみ合わせや今後本格化する台風シーズンを加味すれば、9月24日に組み込まれることが有力視される。その場合、チームは心身の疲労がピークに達するシーズン最終盤に過酷な12連戦を強いられることになる。

 とはいえ、ハマスタ育ちの指揮官は「まあ、毎年のことですし、9月は遠征も含めて、どのチームもどの選手も苦しい。言い訳にするつもりもないし、ネガティブに考えるつもりもない」と、屋外球場をホームとするチームの宿命を静かに受け入れる。CS出場権を争うヤクルトとは0・5差。予断を許さない状況は続く。

 セ首位を走る一方の阪神も、2位・巨人と2・5差。こちらも9月17日から26日までの期間で10連戦となる可能性があるが、藤川球児監督(46)は「ある程度、頭に入っていたこと。大丈夫です」と余裕を漂わせた。この日の雨が恵みになるか祟りになるかは、まだ誰にも予想できない。