〝呪縛〟は解けるのか――。ワールドシリーズの3連覇を目指すドジャースに新たな懸案が浮上している。不動の切り込み隊長である大谷翔平投手(32)の直後を打つ2番打者についてだ。

 地元紙「カリフォルニア・ポスト」は21日(日本時間22日)に大谷を「MLB屈指の1番打者」と評した上で「シーズン終盤を迎える今も彼に続く打者探しが難航している」と報道。強打者の後に入る打者が重要視されるのは、相手バッテリーにかけ続けられる重圧だけでなく、勝負を避けられなくすることなどが挙げられる。

 ただ、今季の2番打者は2日(同21日)時点で通算打率が2割3分8厘(メジャー25位)でOPS0・668(28位)、12本塁打(29位)と大ブレーキ。新戦力のタッカーは21試合で2割3分8厘、フリーマンも25試合で2割2分、ベッツも11試合で1割4分9厘と軒並み低調だ。最多の66試合で2番を務めたパヘスは2割6分4厘ながら、同紙は「その数字もシーズン序盤の爆発的な好調ぶりからは低下している」と物足りなさを隠せなかった。

 コンディションも万全でなく、なかなか〝後ろ盾〟も機能しない中で6年連続の30本塁打に到達した大谷はやはり別格。とはいえ、10月のポストシーズンに向けては気がかりで同紙は「打線のトップに立つ大谷の脅威を最大限に生かすことを目指すドジャース打線にとって、依然として深刻な問題だ。この『呪い』が解けるまで、打線がフル回転することはないだろう」と憂いている。