背信守護神復活のカギとは――。米メディア「ドジャース・ウェイ」は20日(日本時間21日)、「エドウィン・ディアスの不調は、ドジャースが確実に修正できる微妙なメカニズムの変化に起因する可能性がある」との記事を配信した。

 記事は「ドジャースが昨年12月にディアスに6900万ドル(約110億円)を費やしたとき、彼らはディアスがキャリアを通して証明してきたような、鉄壁のクローザーとしての能力に見合った対価を支払ったと考えていた。だがディアスは2026年に入ってからは全く別人のようになってしまった。右ヒジの遊離体除去による離脱に加え、出場できた時も全く精彩を欠いている。今シーズン16試合に登板したディアスの防御率は、信じがたいほどの11・85だ。最近はセーブ失敗も相次ぎ、制球も不安定な状態が続いている」とバッサリ切り捨てた。

 現在、右腕は首の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているが、記事はドジャースがフォーム改造に取り組む可能性を指摘。「ディアスが離脱している間に、ドジャースの投手コーチ陣が彼の調子を取り戻せるかもしれない。彼らは、ディアスが本来の姿とはかけ離れた投球をしている原因となっているメカニズム上の問題点を特定した可能性がある。それは腕の振り方の問題だ」

 そのうえでディアスのヒジの角度を数字を挙げて分析。「23年…23度」「24年…20度」「25年…19度」「26年…15度」と年々、角度が小さくなっているとした。

 ヒジの位置が下がることで速球の威力が落ちていると指摘すると「昨季、対戦打者はディアスの速球に対して打率1割3分3厘、空振り率39・4%だった。今季は、打率3割7分9厘、空振り率16・4%になっている。驚くべき違いだ」と不調の原因だと断じた。

 さらに直球だけではなくスライダーにも影響を与えているとし、その理由については「ケガへの不安」とした。そのうえで「朗報なのは、ドジャースはこの問題をすべて把握しており、ディアスと日々協力して問題を解決し、彼の投球フォームを2023年の目標とする位置に戻すよう取り組んでいるということだ」と復活のカギと伝えた。これで復活してくれれば言うことはないが…。