第108回全国高校野球選手権大会の第15日(22日)の決勝戦で智弁和歌山と対戦する健大高崎(群馬)は21日、大阪府豊中市内で練習を実施。キャッチボールやノック、打撃練習などを行い、およそ2時間汗を流した。

 練習後の取材で、青柳博文監督(54)は「選手たちに感謝の思いでいっぱいです。生徒の成長を感じています」と決勝の舞台への喜びをにじませる。

 智弁和歌山については「力の差がかなりある。守備力も、攻撃力も全てにおいて(智弁和歌山が)上。走攻守で隙のないチーム。エラーで点を取るのは難しいですし、ピッチャーのレベルも高いので正直、点を取られすぎたら勝負にならないと思う」と分析。「全員を警戒しながら、どう攻めるかをよく考えながら。点を取られたら気持ちが厳しいので、なるべくロースコアの中で勝利するっていう試合展開が望ましい」と決戦を見据える。

 今大会は東海大甲府(山梨)との2回戦、有明(熊本)との準々決勝、天理(奈良)との準決勝をいずれも1―0と、接戦を制して勝ち上がってきた。最後には「いつも1点差で勝ってるので、厳しい試合のなかでなんとか勝ち切る、そういう試合を見せたい。粘り強く戦って、なにかひとつのきっかけで勝機を見出せれば」と力を込めた。健大高崎は夏の聖地で、初の日本一を目指す。