ドジャースのカイル・タッカー外野手(29)が苦境に立たされている。
21日(日本時間22日)の本拠地パイレーツ戦に「6番・右翼」で出場したタッカーが2回先頭で第1打席を迎えると、本拠地を埋め尽くした地元ファンは総立ち。不振が続くタッカーをスタンディングオベーションで出迎え、熱い声援を送った。しかし、タッカーは相手先発チャンドラーの154キロスライダーで二ゴロに打ち取られ、期待に応えることはできなかった。
このスタンディングオベーションについては、前日からSNSで「不振のタッカーを勇気づけよう」という呼びかけが拡散。試合前にはデイブ・ロバーツ監督も「ファンが来てカイルを応援してほしい。彼は一生懸命働いている。ファンの応援を得ることは、何かをきっかけにして勢いをつけるきっかけになると思う」と現地メディアを通じて異例の応援要請を行った。
地元紙「カリフォルニア・ポスト」は「ドジャースファンは総額2億4000万ドルの契約を結んだ外野手に対し、長い拍手を送った。それは、タッカーがシーズンを立て直す助けとなることを願っての、団結した応援の形だった」「それは昨シーズン、不振に陥っていた遊撃手ムーキー・ベッツが受けた歓迎と似たものだった。ドジャースファンも同じような展開を期待している。彼らは、ここまで悪夢のようなシーズンを送っているタッカーの復活を後押ししようと、劇的なまでの熱意を見せている」と今回の応援を感動的に伝えた。
その一方で、国際メディア「スポーツ・キーダ」は今回の応援に対するシビアな意見をSNSから取り上げ、報じた。「かわいそうな2億4000万ドルの赤ちゃん」「自分の技術を大切にすれば、スタンディングオベーションはもらえる。こいつは野球が好きじゃなかったんだ」「そんなのクソくらえだ。彼は給料がかなり高すぎる」
これまで本拠地でもブーイングを浴びることが多かったタッカーだけに、この熱烈歓迎ぶりに違和感を感じたファンもいたようだ。












