パ2位・西武は30日の楽天戦(ベルーナ)に4―1で快勝。4連勝を飾り、今季最多貯金20で8月を終え、首位ソフトバンクを5ゲーム差で追う状況で、逆転Vのかかる9月に臨む。

 この日はチーム一筋25年のベテラン・栗山巧外野手(42)の引退試合。「6番・DH」の功労者のラストゲームを飾るべく、チーム一丸で中盤に一気に試合の流れをつかんだ。

 無得点の4回、7番・渡辺が口火を切った。無死から楽天・岸のスライダーをとらえ、中堅右に8号ソロ。「チームに勢いをつけるために、積極的に打ちにいきました」と1点を先行すると、さらに8番・滝沢からの連打で無死二、三塁。間髪入れずに1番・カナリオが「絶対に(走者を)かえす気持ちで打席に入りました」と、中前に弾き返す2点適時打で3―0とした。

 投げては先発・武内夏暉投手(25)が、8回3安打1失点と好投を披露。さらに8回には長谷川のダメ押し10号、引退する栗山の通算2152本目となる中前打で快勝を確定させた。

 8月を16勝8敗の好成績で締めくくった西口文也監督(53)は試合後「また、打線もつながりもはじめ、投手陣も自分たちの任されたところをいい仕事をしてくれた。昨年、8月は失速しないようにとは心掛けていたので。みんな本当によく頑張ってくれた」と、ナインの成長ぶりを称え、逆転Vをかけて臨む9月を見据えていた。