広島が29日のヤクルト戦(マツダ)に1―9で大敗し、3連敗を喫した。直前の3連勝が帳消しとなり、3位・DeNAとのゲーム差は4・5に拡大。8月の負け越しが決まり、ヤクルト戦も7勝13敗となって2年連続のシーズン負け越しが決定した。

 先発・玉村は初回、二死一、三塁から増田に中前適時打を浴びて先制を許した。2、3回は無失点に抑えたものの、4回は5安打を集中され、松本直の適時打で2失点。4回96球、7安打3失点で降板し、5敗目を喫した。5月21日のDeNA戦(マツダ)で今季初勝利を挙げて以降、8試合連続で白星から遠ざかっている。

 救援陣も相手打線の勢いを止められなかった。5回に2番手・岡本が山田に中越えソロを浴び、6回には3番手・菊地が長岡に中前適時打を許した。菊地は続投した7回にも内山に2点適時打を浴びるなどして降板。代わった塹江も二死満塁から長岡、赤羽に2者連続の押し出し四球を与え、この回に一挙4点を失った。

 打線も相手投手陣から8四球を得ながら、わずか2安打1得点。3点を追う4回は二死から佐々木、持丸、勝田の3者連続四球で満塁とし、ベンチは玉村に代えて秋山を送ったが、二ゴロに倒れた。相手先発・高橋は5回で108球、5四球と制球に苦しんだものの、広島は5回に名原がチーム初安打となる左前打を放つまで無安打に抑えられた。

 5点を追う6回にも一死満塁とし、大盛の左犠飛で1点を返したが、反撃はここまで。9回に勝田が右前打を放ったものの、結局2安打に終わった。27日のDeNA戦(マツダ)の3回以降、25イニング連続で適時打がなく、これで3試合連続の1得点となった。

 残り30試合でCS圏内まで4・5ゲーム差。投打ともに精彩を欠いた大敗で、新井広島が逆転でのCS進出へ厳しい状況に追い込まれた。