巨人・田中将大投手(37)が29日の阪神戦(甲子園)に先発するも5回途中3失点に終わった。

 聖地で迎えた久々の一軍マウンドで、本領発揮とはいかなかった。今季3勝3敗の防御率3・52(試合前時点)としていた田中将は6月11日の楽天戦(2回5失点)以来、約2か月半ぶりの先発。ファームでの長い再調整を経て、慣れ親しんだ甲子園のマウンドに戻ってきた。

 初回から3回まではそれぞれ走者を出しながら無失点と粘り強い投球でスコアボードに0を並べたが、両チーム無得点の4回には佐藤の安打と高寺への申告敬遠で二死一、二塁のピンチを招くと、坂本、元山に連続適時打を浴びて2失点。続く5回にも二死一、三塁のピンチで大山に適時打を許し、さらに1点を失った。ここでベンチの橋上監督代行に交代を決断された。

 試合前には「楽しみでもあり、不安でもありっていうところ。(登板試合が)自分にとってもチームにとってもどれだけ大事かっていうのは分かってるし、だからこそ不安になるけど、マウンドに上がった時にはしっかりとゲームに入っていけるようにしたい」と意気込んでいた右腕だっただけに、悔しい降板となった。

 試合後に田中将は「序盤良かっただけに、先制点はやっぱり必ず防がないといけなかったし、1点取られてからの2点目、3点目ってところをしっかりと防がないといけなかったなという風に思います」と猛省しら。

 この日の登板のターニングポイントとなったシーンについては「申告敬遠の後じゃないですか。坂本選手のところ。そこをしっかり抑えられれば、なんてことはなかったと思うので」と、2失点目を喫した坂本との対戦を挙げた。