ジャイアンツのエース、ローガン・ウェブ投手(29)がドジャース移籍志願と受け取れかねない発言を口にして、波紋が広がっている。

 ウェブはNBCスポーツ・ベイエリアの番組「Kylen‘s Kwik Hits」に出演。最も気に入っている球場について「ファンには好まれないかもしれませんが、僕はドジャー・スタジアムでプレーするのが大好きなんです。素晴らしい熱気がありますし、もちろん相手も強豪ですからね。すごく楽しいですよ。センターに巨大なスピーカーがありますし、プレーしていて最高の気分なんです」とライバル球団の本拠地をベタ褒め。

 さらに「あそこに行くと、向こうは僕らのことを嫌っていますからね。ちょっとした挑発も聞こえてきます。それがまた楽しいんです」と続けた。

 この意味深発言は瞬く間に火がついた。米紙「カリフォルニア・ポスト」は「ローガン・ウェブのドジャースへの熱烈な称賛はジャイアンツファンの最大の不安をさらにあおる」と報じた。ウエブは2028年シーズンまでジャイアンツと契約が残っているが、同紙は「ジャイアンツが来シーズンに売り手となり、ドジャースからウェブの獲得オファーが来たら、彼がトレードを断ることはなさそうだ」と指摘。

 さらに「ジャイアンツファンが最も考えたくないことは、ウェブがドジャースの投手になることだ。しかし、ほぼすべてのエリート先発投手を獲得できる能力を考えれば、ウエブがいつかドジャースの青いユニホームを着る可能性は否定できない」とした。

 ウェブは2021年から5年連続2桁勝利をマークしており、15勝(11敗)を記録した昨季は最多奪三振(224)のタイトルを獲得。3月に開催されたWBCでは米国代表の先発として2勝を挙げたメジャー屈指の右腕だ。今季は20試合に先発して7勝7敗、防御率3・74。ドジャー・スタジアムでは通算10試合に先発し、55回2/3を投げて4勝2敗、防御率3・40の成績を残している。