ロッキーズの菅野智之投手(36)は31日(日本時間8月1日)の本拠地ロイヤルズ戦に先発し、6回2/3を投げ5安打1失点で自己最多の11勝目(4敗)を挙げた。
まさにベテランの真骨頂だ。天候により1時間遅れで始まったが、菅野は動じることもなく、ストライク先行で初回を8球で三者凡退。3、4、5回も3人で片付け、スコアボードに「0」を並べた。6回二死から1番のジェンセンにソロを浴びたが、今季最長タイとなる7回二死まで投げてお役御免となった。
8月3日(同4日)にトレード期限が迫る中、市場で人気を集めている菅野はこれがロッキーズのユニホームを着て最後の登板となる可能性もある。そんな注目の一戦で83球中52球がストライクという圧巻の投球を披露。本拠地のファンはマウンドを引き揚げる菅野をスタンディングオベーションでたたえた。
この光景について大リーグ公式サイトは「ロッキーズの右腕、菅野智之との別れ――それも極めて可能性の高い別れ――を予感させる中、クアーズ・フィールドの観衆は総立ちで彼に声援を送った」と解説。「月曜日の午後4時にトレード期限が迫る中、菅野はロッキーズから放出される有力候補と見られている。ロッキーズはチームの将来の戦力となる若手選手を獲得すべく、ベテラン選手をトレード市場に出しているからだ」と移籍する可能性が高いことも指摘した。
さらに「何よりも重要なのは、菅野が自身の健康状態を証明したことだ。背中のけいれんで3週間戦列を離れたが、復帰後の3度の先発登板では防御率2・95を記録している」とも評し、菅野の去就に大きな関心を寄せた。












