ヤンキースは25日(日本時間26日)の敵地レッドソックス戦に3―6で逆転負け。守備が崩壊し、実に113年ぶりとなる珍しい不名誉記録を更新してしまった。

 2点リードの4回一死一、二塁から三塁手・ロサリオの三ゴロ失策でまず1失点。先発のシュリットラーは続くデュランに左犠飛を許して同点に追いつかれる。さらに二死二塁からダービンに2ランを浴びて4失点。8回には4番手として登板したデロスサントスが犠打をエラーし、2点を奪われ勝負は決した。

 ヤンキースは初回にシュリットラーの一塁悪送球、捕手・ウェルズの捕逸もあり、この日4失策。エラーがすべて失点に結びつき、登板した5投手はいずれも自責点はつかず「0」となった。MLB公式サイトのヤンキース番として知られるブライアン・ホッホ記者は自身のXに「ヤンキースはシーズン最多の4つのエラーを犯し、奇妙で歓迎されない歴史的な出来事を記録した。これは1913年7月21日デトロイトでのタイガース戦以来、球団史上初めて6点以上の自責点なしの試合になった」とつづった。

 ア・リーグ東地区首位のヤンキースはメジャートップの120本塁打を誇るなど打線は強力だが、守備による失点阻止率(DRS)はマイナス4でMLB全体23位タイ。この日の惨事を受けた米メディア「クラッチ・ポインツ」は「この歴史的な『失策のオンパレード』はブライアン・キャッシュマンGMとアーロン・ブーン監督にとっての警鐘となるだろう。いくつかの修正やトレード期限に向けた動き次第で改善の余地はある」と、ヤンキースが守備力強化に向けた緊急補強に乗り出す可能性があることを指摘した。