低迷を続けるメッツは25日(日本時間26日)の本拠地カブス戦も3―4と敗れて5連敗。9安打しながらもチグハグな攻撃が続き、9回にリリーフのレイリーがPCAに勝ち越し打を許した。

 借金13で東地区最下位と絶望の渕に取り残され、地元メディアの風当たりも強まる一方。怒りの矛先の多くはオーナーのスティーブ・コーエン氏に向けられ、ラジオ局「WFAN」司会者のエヴァン・ロバーツ氏は「このオーナーは今、洞窟に隠れている。我々がビン・ラディンを捕まえるより完全に姿を消している彼を見つけることの方が難しい」とチーム状況について見解を発しないコーエン氏を糾弾。「誰もチームを売れとは言ってないが、ほとんどのメッツファンが思っているのは、穴から出てきて何か発言してほしいということだ」と訴えた。

 シーズン序盤はSNSでのメッセージ発信に積極的だったが、最近はまったく止まり、トップの考えはファンに伝わらないまま。そのせいで補強に失敗したスターンズ運営部長、現場のメンドーサ監督に対する責任追求の声も高まっている。

 ロバーツ氏は「君たちの船は沈没し、ファンは離れ、誰も球場に行きたがらない。メッツは再び笑いものになってしまった。〝君たちの苦しみはよく分かる〟とただ言ってくれればいい。あなたを見られないせいで誰かが苦しんでいる」と現状を嘆いた。