阪神は17日の楽天戦(甲子園)に10―3で快勝し、交流戦最終戦を白星で飾った。ヤクルトとはゲーム差なしの2位に浮上。藤川球児監督は「予備日でこれだけ球場にファンの方がたくさん駆けつけてくれて、いいプレーがたくさん出ましたのでね。非常にいいゲームになってよかったです」と安堵の表情を浮かべた。

 投げては先発・大竹が緩急を生かした投球で楽天打線を翻弄し、6回3安打無失点の快投で3勝目を挙げた。

 2回には大山の甲子園今季初本塁打が飛び出し、12安打と打線も爆発。聖地に詰めかけた虎党は大盛り上がりだった。

 指揮官は「今日に関しては投打のかみ合いがよかった。大竹は常に安定したピッチングをしてくれているけど締まったプレーと、熊谷と二遊間、サードの佐藤も含めて。チームがうまく連動するといい流れがこちらに来てというところで、大竹もやっとこう運が向いたなというところですね」とうなずいた。

 しかし交流戦は6勝12敗と4年連続の負け越し。藤川監督は「終われば全てそこまでですね」としつつも「もちろん勝ちを届けたいですけど。チームの大きな課題ではあると認識しています。タイガースに限らずセ・リーグがこれだけ苦しい思いをしたという原因はしっかりありますから。この結果になったのは私の責任でもなんでもいいんですけど、戦いは続きますから」と語った。

 19日のDeNA戦(横浜)からリーグ戦が再開する。虎将は「今日は前向きに戦える要素がたくさんありましたけれど。どんな展開でも自ら勝負を仕掛けていく選手になってもらわないと困る。グラウンドに出たら〝自分が絶対にパフォーマンスを残すんだ〟という強い気持ちが必要ですね」とナインにさらなる奮起を求めた。

 交流戦で味わった悔しさをどうやってリーグ戦再開につなげるか。最終戦で見せた投打のかみ合いを流れに変えたいところだ。