女子プロレス「マリーゴールド」代表のロッシー小川氏(69)とワールド王者の青野未来(35)がスターダムに電撃復帰した林下詩美(27)に向けて惜別のメッセージを送った。

 23日の大田区大会でマリーゴールドを去った詩美はスターダム26日の後楽園大会に電撃登場。〝逸材〟の古巣への帰還は女子プロレス界に大きな衝撃を与えた。

 28日の新宿大会で取材に応じた小川氏は「行くのはわかってたんで。まあその通りになった」とポツリ。「行きたいところに行けばいいですし、やりたいことをやればいいです」と懐の広さを見せた。その上で「もう巡業に出るんでしょ、(スターダムは)用意周到だよね」と笑った。

 詩美の今後については「若返りを団体が見せている中で、キャリア組がどうやっていくのかはいろんな意味で大変。向こうにいる主要選手だって真ん中にはいないんだから」と案じる。「行ったところで頑張るしかない。ただ今度は性根を入れてやんないと。あちこち出るっていうのはあんまり良くない。(スターダムで)全うする、燃え尽きるぐらいの気持ちでやってほしい」とエールを送った。

 昨年10月の両国大会で詩美を破り、団体の頂に立ったワールド王者の青野は対抗心を隠さない。「詩美はそれ(スターダムへの復帰)を、これから正解にしていくのかもしれないですけど、私はここ(マリーゴールド)で林下詩美に『悔しいな』って思わせなきゃいけない」と奮起。「忘れさせないです、絶対。私を、私たちを」と拳を握りしめた。

 団体3年目のスタートとなったこの日は、最高峰王者たる青野がタッグマッチでナイトシェイドにフォール負け。さらにはメインイベントで山岡聖怜が左肩を負傷し救急搬送されるなど、前途多難な船出となった。満開に咲いた〝黄金の花園〟を詩美に見せつけていくことはできるか。