巨人が16日の阪神戦(甲子園)に4―3で勝利。雨天中止となった15日の試合を挟み2戦2勝でカード勝ち越しを決めた。
投げては先発・田中将大投手(37)が意地を見せた。ここまで開幕から2戦1勝の防御率1・42と安定感抜群のベテランは、巨人に移籍後初めてシーズン中の甲子園へと〝凱旋〟。移籍2年目にして阪神との対戦も初めてとなったことに加え、雨天中止となった15日の試合からスライドでの登板となったが、強力打線相手に制球重視の投球で6回3失点にまとめ上げた。
打っては初回にダルベックが先制3ラン、3回にはキャベッジが適時打を放ち貴重な追加点を獲得。救援陣もなんとかリードを守り切ると、田中将は16年ぶりとなる甲子園での阪神戦勝利を決めた。
阿部慎之助監督(47)は僅差での勝利に「いや、もう想定内ですね」と苦笑い。それでも先制3ラン&猛打賞の活躍を見せたダルベックについて「すごく貴重な本塁打でしたし、これをきっかけにしてくれればいいかなと思います」とたたえれば、粘投した田中将についても「スライドは精神的にきつかったと思いますけど、僕も経験したことがないんでね(笑い)。よく粘ってくれたと思います」と賛辞を送った。
17日からは首位・ヤクルトとの3連戦へと臨む阿部巨人。指揮官は「とにかく自分たちがやるべきことをやるだけですので、精いっぱいやります。(甲子園での2勝は)大きいですけど、帰ってからもまた大事な試合があるので。もう一回チームとして気を引き締めていきたいなと思います」と勝って兜の緒を締めた。












