巨人は9日の阪神戦(東京ドーム)に2―10と大敗し、2位に転落。首位攻防戦となった伝統の一戦は、1勝2敗で負け越した。
1か月ぶりに一軍のマウンドに上がった先発・則本は、1点リードの2回に6番の前川に逆転2ランを被弾。続く3回には佐藤と大山に連続タイムリーを浴びて3点を失った。その後も毎回失点し、5回10安打8失点と大炎上。4敗目を喫した。
一方で打線は、虎先発・伊原を打ち崩せず計7安打2得点。一方的な展開に橋上秀樹監督代行(60)は「こういう試合はもちろん避けなきゃいけないし、たくさん応援していただいてる方に対しては本当に申し訳なかったなっていう思いが強いですね」とファンに向けて謝罪した。
今カードではアクシデントも起こった。7日の同戦で先発した戸郷翔征投手(26)が、走塁時に左脚を負傷。一夜明けて「左太もも裏の肉離れ」での長期離脱が発表された。関係者の話を総合すると、復帰時期はおよそ2~3か月後の見込みで、現時点ではシーズン中の復帰が間に合うか定かではないという。
加えて、この日の先発・則本は移籍後ワーストの8失点。試合後には二軍再調整が決まった。だが先発陣の相次ぐ離脱にもチーム内ではそれほど〝悲観ムード〟は出ていないようだ。
内海投手コーチは「先発ができる投手はいっぱいいる。小笠原(慎之介)だって控えてるし、マー君(田中将大)もいる。二軍にいるマタも状態いいし、(山崎)伊織もこれから(一軍に)上がるでしょ。みんなでカバーしながら頑張っていかないとね」と前向きに〝投手総力戦〟で戦い抜くことを誓った。
右肩のコンデション不良により調整していた山崎の一軍登板が決まっただけではなく、前大リーグ・ナショナルズの小笠原が加入したことにより、一軍マウンドは〝順番待ち〟の状態。先発候補が潤沢にそろっていることが不幸中の幸いだった。残りあと66試合。ここからがGの先発陣の正念場となる。












