巨人・戸郷翔征投手(26)が12日のファーム・リーグ戦のDeNA戦(平塚)に先発し、7回4安打1失点と好投。最速は149キロだった。

 戸郷は初回に先頭・成瀬に左中間二塁打を浴びたものの、後続を断ち切り無失点。1点の援護をもらって迎えた2回には三塁・荒巻の失策で走者を許したが、後続を封じてスコアボードに「0」を刻んだ。

 4回まで無失点の右腕だったが、3点リードの5回に先頭・高見沢と加藤に連打、一死から成瀬に死球を与えて満塁のピンチを招いた。ここで2番・田内の右犠飛で1点を献上したが、この回は最少失点に抑えた。

 降板後に戸郷は「自分の中ではいい感触はありましたし、やっていることが徐々に出始めたのかなと思います」と振り返りつつ、久保巡回投手コーチとともに取り組んでいる新しい投球フォームについては「真っすぐの質が継続的に出せているというのは、一番必要なこと。(捕手の)甲斐さんも『いいんじゃない?』って話をされましたし、明日以降(久保コーチと)いろんな話をしていきたい」と手応えを口にした。

 前回5日のファーム・リーグのソフトバンク戦(Gタウン)では、5回10安打7失点と炎上。マウンドでは苦しげな表情を浮かべていたが、この日は一転し、終始穏やかな表情を見せていた。

「前回の反省を踏まえて、今日の試合の入り方はすごいよかったと思います」と背番号20。完全復活を目指し、一歩ずつ着実に進んでいく。