ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は13日(日本時間14日)にフィラデルフィアでオールスター戦の前日会見に出席し、日米メディアの質問を受けた。出場辞退したツインズのバクストンに代わり球宴とホームランダービーに出場する。

 球宴に日本選手の内野手が出場するのは初で、ホームランダービー出場は2021年のエンゼルスの大谷翔平投手(現ドジャース)以来、2人目だ。注目度は高く、シチズンズ・バンク・パークの特設ブースで行われた米スポーツ専門局ESPNの「パット・マカフィー・ショー」にゲスト出演し、全米の話題をさらった。マカフィーはNFLのインディアナポリス・コルツでパンターを務め、オールプロ選出1回、プロボウル出場2回の名選手で引退後はWWEで活躍している。そのマカフィーに「ムーンショネターカ・ムラカミ」とムーンショットとムネタカを合わせた新ニックネームを贈られると笑顔を見せた。

 村上の本塁打は20本塁打中15本が角度30度以上で高々と上がるムーンショットが特長。MLB公式サイトがホームランダービー出場者を紹介した際に「野球界、いや野球の歴史全体を見ても村上ほど豪快なホームランを打つ選手は多くない」と絶賛したほどだ。

 マカフィーに「いつからそんなショットを打てるようになったのか」と問われると「飛ばせるようになったのは高校生ぐらいですかね。16歳ぐらいだと思いますし、メジャーを目指すきっかけになったのは、プロ入って2年目、3年目ぐらいなんで、21歳ぐらいの時ですかね」と答えた。

 右太もも裏を痛めた約6週間離脱。前半戦は打率2割3分2厘ながら20本塁打、42打点、OPS0・911をマーク。「どれぐらいたって自分は成功できるって思ったか」と問われると「いや、来るときはまだ何もわかってないですし、まだ今も成功できるかわかってないんで、これからもっともっと自信つけていきたいです」と回答。他の出演者3人から「何を言ってんだ!」と突っ込みが入った。

 その上で前半戦の話題の一人になったことについてはこう答えた。

「僕自身は成功しないと思ったことはないですし、まだ今も成功してる途中なんで、もっともっとたくさん経験して、いろんなことを身につけて、もっと頑張んなきゃいけないんですけど、今こうやって掘り下げれてることはすごくうれしいですし、またホワイトソックスの代表としてこうやって出れてるのも、ほんとチームメートのおかげなので、本当に感謝したいなと思います」

 ホームランダービー出場は大谷に次いで2人目で新人では初だ。決断の理由を「一度は出たいと思ってましたし、大谷さんが出て、テレビで見る立場だったんで、ケガしてルールが変更してなかったらちょっと厳しいなと思ってたんですけど、ルールも変更したんで出たいなというふうには思いました」と明かした。

 意気込みについて問われると「頑張ります」と誓った。大谷欠場の真夏の祭典の主役は村神様だ。