中日は11日の阪神戦(バンテリン)に3―9で敗れ借金は今季最多の「7」。開幕から5カード連続勝ち越しなしが決定した。中日は両リーグ最速の10敗目(3勝)。以下は試合後の中日・井上一樹監督(54)の一問一答

 ――(阪神の)クリーンアップに一発を浴びた

 井上監督 ソロ、ソロで大量得点という形ではなかったから、そこはしつこく食らいつくというかね。そういった展開に持っていきたかった。(大野)雄大も生身の人間だし、良い時も悪い時もあるんだろうけど、ちょっと見ていて自在に(ボールを)操れてないかなって思った。

 ――ホームランウイングの影響を感じる試合だった

 井上 それは承知で開幕しているわけだから。ウチも(ホームランが)出ることもあるし、打たれることもある。ウチだけ出て相手が出ないってわけじゃないからしょうがないです。

 ――(新人の)花田が初ホームラン

 井上監督 (岡林の故障で)緊急に(一軍に)上げてセンターという特殊なポジションなので、ルーキーには重いかなと思いつつも、ここまであいつは守備も無難にこなし、バッティングも非凡なものを見せてくれている。そこはこちら側とすれば、ちょっと救いかなと思います。

 ――野手は2人入れ替えがあったが、樋口選手の足の状態が…(この日、樋口、尾田が登録抹消となり、大島、知野が一軍昇格)

 井上監督 本当に次から次から(故障者が)出ちゃうけど、あいつの場合のケガっていうのは、盗塁の時に必死にセーフになるためにという形で、気を抜いてやったケガとは訳が違うのでね。いつも必死にやるやつなんで。レギュラーじゃないから痛くないではなく、やっぱり痛い。ここぞという時は、樋口を1番信頼していた。樋口のケガも投手陣、レギュラー陣同様、痛かったですね。

 ――一つずつ切り替えていきたい

 井上監督 もちろん。それは自分に言い聞かせながら、選手たちもそういう気持ちでいるだろうし。ピースがないから大丈夫かな?って不安要素とは思わず、今の選手たちにしてみたら、今は俺が出れるチャンスだっていう、そこは意気に感じてもらいたい。頑張っている選手たちを見ているだけに、信じてやるしかないと思います。それはもう勝った負けたがハッキリつくこの世界なのでね。黒星ばかりになってしまうと、世間の方たちも「何をしとんねん」となるでしょうけど、でも(選手を)預かっている者として言わせてもらうと、今はみんな頑張っているんだけども…っていう。耐えて、そしてチームカラーであるようなものを、元気にやっていくという、そして道が開けると信じてやっていくしかないと思います。