〝青甲羅〟回避なるか――。阪神は13日に二軍施設・SGLで投手指名練習を行い、才木、高橋、伊原ら先発陣が猛暑の中、キャッチボールやノックなどで汗を流した。
巨人と1ゲーム差で首位に立つチームは、直近の2カードで勝ち越しを決め、14日から中日、広島、DeNAとの9連戦に臨む。首位快走へ勢いをつけたい猛虎軍の前に、まず立ちはだかるのが〝首位キラー〟中日だ。
セ最下位に沈みながらも交流戦明けは巨人に2カード連続で勝ち越しを決めるなど、首位撃破で存在感を発揮。野球ファンの間では、ゲーム「マリオカート」に登場するアイテムで、レース1位のカートを執念深く追い回して爆発させる「青甲羅(トゲゾーこうら)」になぞらえられるほどだ。
そんな強竜軍団相手に、虎ナインも油断はない。ある選手は「もちろん(無敵化する)スターとか引きたいっすけど、(ゲームでは)上位だったらスターは引けないんで。キノコ持ってたら青甲羅回避できるし、クラクションとか引いてなんとかするしかないなと。とにかく加速アイテムを持って挑みたいですね」と警戒感を口にした。
首脳陣も勝負の9連戦へ向け、戦力整備に動いた。13日には木浪、岡城、及川の出場選手登録を抹消。3枠が空いたことで複数選手の入れ替えが予想され、最速164キロを誇る新助っ人左腕・セベリーノ(前メッツ3A)も一軍初昇格となる見込みだ。
ただ、今季の中日戦では10勝3敗と大きく勝ち越し。2日の甲子園では延長11回の激闘の末に黒星を喫したが、7点差をひっくり返す大逆転勝利を収めるなど、シーズンを通せば竜キラーぶりは健在だ。
首位チームを次々と苦しめてきた青甲羅集団も、猛虎軍相手にはここまで思うような威力を発揮できていない。今回も青甲羅を華麗にかわし、2リーグ制後初の連覇に向けて一気にアクセルを踏みたい。













