米国・WWEのスマックダウン(6日=日本時間7日、オレゴン州ポートランド)で、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス(40)が、統一WWE王者ドリュー・マッキンタイア(40)を破り、ベルト奪還に成功。プロレスの祭典「レッスルマニア42」(4月18、19日=同19、20日、ネバダ州ラスベガス)では〝毒蛇〟ランディ・オートン(45)との防衛戦が決定した。

 1月9日スマックダウンで、ジェイコブ・ファトゥの介入もあって王座から陥落。祭典での最高峰王座挑戦権がかかる同31日ロイヤルランブル戦、2月28日のエリミネーション・チェンバー戦と連敗し、王座奪回へのチャンスを逃した。

 ところが、王者マッキンタイアが度重なる乱入で試合をぶち壊したことから、ニック・オールディスGMが激怒。祭典での挑戦者がオートンに決定しているにもかかわらず、マッキンタイアへの〝懲罰〟も兼ねて異例の王座戦開催を決めていた。

ドリュー・マッキンタイア(奥)からテーブルへのパワーボムも食らったコーディ(©AbemaTV, Inc.)
ドリュー・マッキンタイア(奥)からテーブルへのパワーボムも食らったコーディ(©AbemaTV, Inc.)

 昨年から抗争を繰り広げる2人の王座戦は、序盤から激しい攻防に。コーディはコーディカッターで王者を叩きつけ、マッキンタイアは挑戦者の左腕を集中攻撃する。左腕にダメージを蓄積したコーディだが、足4の字固めから場外ダイブで攻勢を仕掛ける。ところが場外でテーブルにパワーボムで叩きつけられ、リング内でおきて破りのクロスローズを被弾する。

 ここはカウント2で切り抜け、お返しにおきて破りのクレイモアを発射して逆襲。続けて攻め立てるが、王者がレフェリーを盾にコーディの攻撃を防いだため、レフェリー不在に。コーディがクロスローズを決めてもカウントが成立しない。新たにリングインしたレフェリーも、王者がグラスゴーキッス(ヘッドバット)で排除してしまう。

 さらにイスを手にされて窮地となったが、ここでかねてマッキンタイアと遺恨のあるファトゥが現れ、イスを奪い取る。コーディはフーチャーショックDDTをくらうも、クレイモアをかわしてスーパーコーディカッターからクロスローズをさく裂させ、ベルトを奪い返した。

豪快な雪崩式ブレーンバスターを放ったコーディ(©AbemaTV, Inc.)
豪快な雪崩式ブレーンバスターを放ったコーディ(©AbemaTV, Inc.)

 祭典のメイン戦出場も決めた新王者は、歓喜の雄たけび。祭典では同じ2世レスラーで、かつてはユニット「レガシー」で行動をともにし、激しい抗争も展開した兄貴分オートンの挑戦を受ける。団体CCOのトリプルHも自身のX(旧ツイッター)で「友だち。ライバル。メインイベント」と投稿し、因縁が絡まる王者コーディvsオートンの統一WWE王座戦を正式発表した。

 次回スマックダウンで調印式を予定。一方で、マッキンタイアは試合直前まで、チェンバー戦で敗れたコーディとの再戦は認められないと主張していた。コーディの仲間で好漢のサミ・ゼインまで、コーディに王座戦のチャンスが与えられたことに異議を唱えている。さらに王座戦に乱入したファトゥもいるだけに、WWE王座戦線はまだひと波乱ありそうな気配だ。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」で放送された。