第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日、東京ドームで開幕した。2024年「プレミア12」覇者の台湾が1次ラウンドC組のオープニングゲームに登場。初戦先発の大役を担った徐若熙投手(25=ソフトバンク)が、オーストラリアを相手に4回無失点の快投を見せた。正午プレーボールの試合ながら野球熱の高い台湾のファンが集結。ほぼ満員となった注目の開幕戦で、期待に応える見事なパフォーマンスを披露した。
初回、先頭打者の3球目にこの日最速153キロをマークして、状態の良さをアピールすると、チェンジアップ、カーブ、スライダーのコンビネーションも冴えてオーストラリア打線を圧倒。1次ラウンド65球の球数制限がある中で4回53球を投げて、2安打、無四球という内容で得点を与えなかった。
最速158キロを誇る「台湾の至宝」は、今季からソフトバンクの補強の目玉として加入。2月の宮崎春季キャンプでは、昨季CPBLの終盤戦から不振に陥った原因を究明し、投球フォームを矯正して本番に臨んだ。不安を抱えつつも宮崎で「そこ(オーストラリア戦先発)に合わせて、今できることを全力でやる」と使命感をのぞかせていた台湾のエース。メジャーも熱視線を送った逸材が実力を証明し、大役を果たした。












