【取材の裏側 現場ノート】中日の本拠地・バンテリンドームで今季から新設される「ホームランウイング」が完成し、24日にお披露目されました。早速ライト側、レフト側にそれぞれ128席設置されたシートに座ってみたのですが、外野のグラウンドがすぐ目の前に広がる光景を見て本当にワクワクしました。
これまで本塁から左中間と右中間まで116メートルあったのが、110メートルに短縮。また外野フェンスの高さは4・8㍍から3・6メートル(ソフトラバーフェンス2・6メートル+ネットフェンス1・0メートル)と1・2メートル低くなりました。外野フェンスの前でジャンプをしてみたのですが、身長160センチの私でもフェンス上部に手が届きそうだったので、プロ野球選手の皆さんならフェンスオーバーの打球もキャッチできそう。昨年はチーム本塁打数が83本(リーグ5位)だったドラゴンズ打線ですが、今季はどれだけアーチの数が増えるか楽しみです。
さらにホームランウイングができたことによって、チーム全体にバッティングへのポジティブなマインドが高まっているように感じます。細川選手は以前インタビューをした時に「野手からしたら絶対うれしいこと。ホームラン数もだいぶ変わると思いますし、ヒットの数も変わると思う。(ホームランの)本数を増やせるように頑張りたい」とおっしゃっていましたし、上林選手も「(ソフトバンク時代にホームランテラスを)経験しているので任せてほしい」と力強く語ってくれました。
投手陣にとっては一発を浴びる可能性が高まりますが、ドラフト1位ルーキーの中西投手は「失点にもつながりやすいですけど、援護点にもつながるので味方をしっかりと信じた上で、自分がいかに1本でも(被本塁打を)減らせられるかの勝負になってくると思います」と前向きに捉えていました。
中日はこれまでずっと得点力不足が指摘されてきましたが、ホームランウイングができたことで名古屋の街全体に期待感が高まって「ドラあげ」モードに突入したような気がします。ホームランウイングがドラゴンズの野球を大きく変えてくれそうで、本当にワクワクしてきました。(熊崎晴香)














