MLBオールスター戦前日恒例のホームランダービーが13日(日本時間14日)にフィラデルフィアで行われ、カージナルスのジョーダン・ウォーカー外野手(24)が優勝し、賞金100万ドル(約1億6000万円)を手にした。

 15スイングで争う決勝は地元フィリーズのシュワバーと対決。先行のシュワバーが11本で終えると、ウォーカーは大ブーイングを浴びて打席へ。1スイング目が柵越え、12スイング終えた時点で6本だったが、そこから6連発。15スイング目に9本目を放つと、最後のスイングが本塁打なら、本塁打が続く限りスイングを続けることができるルールのため、16スイング目で10本目、17スイング目で11本目を放って並んだ。そして18スイング目で左中間に12本目を叩き込み、大逆転で優勝。球場はタメ息に包まれた。

 ホワイトソックスの村上宗隆内野手は第1ラウンドで20スイング中9本。8選手中5位に終わり準決勝に進めなかった。日本選手の出場は2021年のエンゼルス時代の大谷翔平投手(ドジャース)以来、2人目だった。14日(同15日)のオールスター戦はベンチスタートになった。

 ホームランダービーは今年からルールを大幅に変更。時間制限を撤廃し、規定のスイング数で何本打てるかを競う形式になった。第1ラウンドは20スイングで、同本数の場合は飛距離で決める。上位4人が進む準決勝以降は1対1のトーナメント形式で15スイングで争う。同本数の場合は3スイングずつ追加される。なお、全てのラウンドで最後のスイングで本塁打を放つと、本塁打が続く限りスイングできる。ウォーカーはルールを生かして逆転優勝した。