ソフトバンク・藤井皓哉投手(29)が右ヒジ手術を検討していることが21日、分かった。ホークス救援陣を支える右腕は、宮崎春季キャンプの20日に捕手を座らせた状態で初のブルペン投球。序盤から力強いボールを投げ込んでいたが、投球終盤に異変を訴えて離脱が決まり、福岡に戻っていた。

 藤井は昨秋の「日本シリーズ」後に受けた球団のメディカルチェックで右ヒジに損傷が見つかり、保存療法を選択。オフのノースロー調整を経て、1月からはリハビリ組に合流し、宮崎春季キャンプは17日からチーム本隊に加わっていた。

 小久保監督はこの日「詳しい検査結果は聞いてないので分からないが、本人の意思を尊重する形になると思う」と言及。再度の保存療法ではなく、手術を選択する場合はシーズン全休の可能性を含めた長期離脱は避けられないとみられる。

 藤井はソフトバンクに加入した2022年から主に中継ぎとして4年間で180試合に登板。昨季は51試合に投げて19ホールド、防御率1・44の好成績をマークしてリーグ連覇、日本一に大きく貢献した。7回から藤井―松本裕―杉山とつなぐ「勝利の方程式」が確立。欠かせない戦力である一方、競争が激しいホークス投手陣にあって長期離脱は今後のキャリアに影響する。

 開幕を見据えてギアを上げようとした藤井を襲った異変は、多方面に影を落としそうだ。