日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=64)が19日に宮崎で行われている侍ジャパンの事前合宿を訪問した。

 ナインに力強い追い風を吹かせた。前回大会のWBCで日本代表を指揮し世界一を達成した名将・栗山氏がキャンプ地に姿を現すと、ファンからはこの日一番の大歓声。グラウンドでは今大会でアドバイザーとしてチームに帯同するダルビッシュや井端監督らと言葉を交わし、連覇に向けて熱いエールを送った。

 あふれ出る「侍愛」を抑えきれなかった。今回選出されたメンバーの中には前回大会でともに戦った選手も多い。それだけに栗山氏は「前回一緒にやったチームメートたちには先に『連覇おめでとうございます』って言わせてもらったので。僕の中では日本の野球が一番いい野球と思ってやりましたし、今でも思ってるんでね。そう信じて応援してきます」と〝予祝〟で激励したことを明かした。

 常日頃から「言霊」の力を信じ、強い思いで野球と向き合ってきた栗山氏。前回大会も様々な苦悩や葛藤を経て世界一の称号を手にしただけに「そのぐらい強い思いでやらないと、やっぱりすごく本当に責任を感じるし、迷うし。日本にも一流選手が集まるので。今の練習を見ていても、誰が出てもいいわけですし、逆に言えば誰かがベンチにいるわけだし。それ一つでもすごく迷うと思うんですよね。だから信念を持って『絶対勝つためにこうする』っていう風な強いものがすべての人になければなかなか前に進まないと思うんでね」と自らの経験を踏まえながら志を貫く重要性について説いた。