最後に笑うのは誰か。MLBのスプリングトレーニングが2月に迫り、今季の戦力を占うストーブリーグは大詰めを迎えている。

 日本球界からは新たに村上宗隆内野手(25)がホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億円)、今井達也投手(27)がアストロズと3年総額5400万ドル(約85億円)、岡本和真内野手(29)がブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)で、それぞれ契約した。

 米全国紙「USA TODAY」では29日(日本時間30日)、敏腕記者として知られるボブ・ナイチンゲール氏らが今オフの全30球団の補強状況を「A」から「F」で独自評価。その中で村上が加入したホワイトソックスは「C-(マイナス)」と低く位置づけられた。

 何しろ昨季まで3年連続でシーズン100敗以上を喫したとあって、村上が戦列に加わっても底辺からはい上がることは至難の業だ。同紙は「ホワイトソックスは今年、よりメジャーリーグらしいチームになるだろう」とズバリ。令和初の3冠王、日本最多本塁打記録を持つ村上を獲得しても、チーム全体としてはようやくまともに戦えるレベルに到達するとの見立てだった。唯一挙げられたポイントも村上に関してだけで「日本人の大砲・村上宗隆から何を見いだせるかにかかっている」と期待した。

 一方、今井の新天地となったアストロズは「B-」で「左腕のフランバー・バルデスと日本の右腕・今井達也を実質的に交換トレードし、ピッツバーグ(パイレーツ)から控えめながら良い補強となるマイケル・バローズを獲得した」。

 そして、岡本が移籍したブルージェイズは「A」だ。シースやポンセら実績ある投手を相次いで獲得で獲得したことを「2026年以降も強力な先発陣を確固たるものにした」と高く評価し、「岡本和真の獲得コストも法外な額ではなかった」と結論づけた。

「C-」からのスタートとなる村上、まずまずの「B-」の今井、「A」の最高評価を受けた岡本の間で明暗は分かれたが、あくまでも下馬評。どんなメジャー1年目を送るのか注目される。