ドジャースでメジャー2年目のシーズンを送る新鋭、ダルトン・ラッシング捕手(25)のイメージ悪化が止まらない。

 ラッシングは30日(日本時間1日)までに15試合に出場して打率3割4分8厘、7本塁打、17打点、OPS1.271と打撃が絶好調。52打席で7発という目覚ましい活躍はもちろん、得点圏で打率4割3分8厘と勝負強さも発揮してチームの勝利に貢献している。

 一方で自身の言動により、直近のわずか2週間で急速にイメージが悪化。相手チームの不正行為を疑う発言や試合中に吐いたとされる〝暴言〟の数々、危険なスライディングが米メディアで何度も報じられ、対戦した選手からも批判的な発言が飛び出している。

 そして、この日は球団専門メディア「ドジャース・ウェイ」に前日29日(同30日)のマーリンズ戦で見せた球審とのひと幕がクローズアップされた。1―1で同点で迎えた4回の打席で2ストライクと追い込まれたラッシングは、球審に正面から向き合う形で右手を長めに差し出し「タイム」を要求。その前日28日(同29日)の試合で要求したはずのタイムが〝スルー〟され、ピッチクロック違反で三振となり、ベンチに戻っても怒り心頭で抗議を続けていた。それだけに、大げさなまでに慎重かつ丁寧に動いたものと思われるが…。

 かねてラッシングの言動に苦言を呈している同メディアは、この長めのタイム要求が瞬く間にSNSなどで拡散されたことに「(ラッシングが)大げさに騒ぎ立てたことに対する世間の反応は、彼が自らをあっという間に『悪役』の域に押し上げたことを物語っている。これが他のドジャースの選手であれば、正当なものとして受け入れられただろう。しかし、今やラッシングは標的となっているため、その振る舞いは不快なものに映る」とバッサリ。また、ラッシングがタイムを要求するとともに、前日の反省を生かすように「今やらないと」とつぶやいた口の動きも〝解明〟され、まさに一挙手一投足が監視下に置かれる状況となっている。

 ただ、同メディアは若武者が問題視される言動を繰り返してきたことを踏まえて「自業自得」と一刀両断。厳しくも有望株の動きを注視している。