メッツの新しいホームランセレブレーションが注目されている。ケガ人続出と補強選手の失速でリーグ最下位にあえぐが、15日(日本時間16日)の敵地レッズ戦も拙攻続きで0―12と完敗。6月も一進一退が続き、どうにも波に乗れない状況だ。

 そんな中で重いムードを少しでも明るくしようと主砲のソトが〝小道具〟を提供。シアトルでファンからプレゼントされたヒーローキャラクター、スパイダーマンのマスクだ。ライトブルーに金色のラインがあしらわれたクールなデザインで、ベンジがセレブレーションに使おうと提案。それまでの工事用ヘルメット&ベストから変更された。

 12日(日本時間13日)の首位ブレーブス戦でベンチに持ちこまれ、本塁打した選手がかぶって祝福された。試合は不振だったビシェットが満塁弾、ソロ弾の2発、ソトも15号ソロを放って快勝するなど好スタートを切っている。

 ベンジは「何かを変えてみればいいんだ。最悪の事態なんて起きないだろ」とうなずき、セミエンも「僕らはただ楽しみたいだけなんだ。試合はではすごく真剣になるし自分にも厳しくなりがちだけど、気楽に楽しんで、ちょっと笑えばもっとよくなるさ」とニンマリ。メンドーサ監督も「ホームランを打ち続けてくれ。そういう場面を見るのは好きだ」と歓迎しているという。米メディア「ニューヨークポスト」が伝えている。

 一方で提供したソトは「少しマスクはきつい。スパイダーマンは映画も見たし、かっこいい」としながらも「結局は僕たちが仕事をやり遂げないといけない。一生懸命プレーすることが勝敗を分ける要素だ。いい野球をして調子を維持しないといけない」と気を引き締めている。SNSでも「メッツの青とオレンジでもいい」「マリナーズのカラーみたいだ」「どんな色でも今のところは効果がある」とおおむね好反応で受け入れられている。アメージングヒーローがチームを救えるか。