巨人の阿部慎之助監督(46)は来季のレギュラーメンバーについて今季の序列をいったん白紙に戻す方針を示している。
捕手陣については、ソフトバンクからFAで加入した甲斐が開幕マスクをかぶり出場を重ねたものの、8月にプレー中の負傷により離脱。後半戦は岸田が引き継ぎ、打撃でも存在感を示してスタメンに定着した。最終的に出場試合数は甲斐が64試合、岸田が69試合となった。大型契約で加入した甲斐を中心とした起用が予想される一方、要所で安定した働きを見せた小林や大城も、正捕手争いに加わる構えだ。
阿部監督は「捕手はまだレギュラーを決めていないか」という問いに「そうですね」と応じ、野手陣全体についても「(吉川)尚輝も手術明けだから(状態が)分からないし。横一線で、みんなでいい競争してほしいなっていうのはありますよね」と今季までのレギュラーを来季に持ち越さない考えを明かにした。
正二塁手として106試合に先発出場した吉川は10月下旬に両側股関節の手術を受けた。スポーツへの復帰は、回復の状態に応じて3から6か月要するとされており、合流時期が不透明。三塁手の岡本もメジャー挑戦となる見込みで、内野陣は再編が避けられない。今季ブレークした泉口や坂本をはじめ、24年ドラ1の遊撃手・石塚などの若手も定位置争いに挑む。
阿部監督は「もちろん、若い選手でも出てきたら使いたいですし、チャレンジはさせたい。起用はどんどんしていくと思いますよ」と積極的な世代交代とチーム刷新を進める姿勢を示した。












