ホームでもストイック調整だ。2026年ミラノ・コルティナ五輪の代表選考会を兼ねるフィギュアスケートの全日本選手権2日目(20日、東京・国立代々木競技場)、ペアのショートプログラムが行われ〝りくりゅう〟こと三浦璃来(24)、木原龍一組(33=ともに木下グループ)が84・91点で首位発進。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、世界最高得点をマークした。
アクシデントにも、めげなかった。試合直前に三浦が左肩を脱臼したものの、リンクサイドにいたトレーナーが応急処置。息の合った3回転トーループや高さのあるリフトで観衆を盛り上げた。三浦は「痛みはそこまでひどくない。不安だったけど、今までやってきたことを信じてやろうと決めてやった。エレメンツ自体はそこまで悪くなかったので本当によかった」と振り返った。
3年ぶり2度目となる金メダルを手にした12月上旬のグランプリファイナル後は国内で練習に励んでいるが、意外な壁に直面していた。国内ではホテル暮らしが中心で、拠点とするカナダの家のように自炊ができない。〝りくりゅう〟の栄養面をサポートするエームサービスの西山英子さんは「日本にいる時の方が食事管理が難しいと聞いている」と明かす。
そこで〝りくりゅう〟側から公認スポーツ栄養士と管理栄養士の資格を持つ西山さんに「コンディショニングを崩したくないのできちんと管理したい」と相談を受けたという。西山さんは「スーパーがあると聞いて『こういうものはちゃんとそろえてくださいね』や弁当を買う時は『こんなものを選んだ方がいいですよ』」などとアドバイス。既製品を活用しながら、栄養バランスに偏りが生じないように工夫を凝らしているのだ。
懐かしの味が恋しくなる国内でも自制心は健在。21日にはフリーが控える。〝りくりゅう〟はどんな事態に直面しても、さらなる飛躍につなげるはずだ。













