フィギュアスケートアイスダンスの〝りかしん〟こと紀平梨花(トヨタ自動車)、西山真瑚(オリエンタルバイオ)組は、試行錯誤をしながら歩みを進めている。

 デビュー戦となった11月の西日本選手権は3位に入るも、急ピッチで調整を進めた影響で紀平が肋骨を折った。全日本選手権(19日開幕、東京・国立代々木競技場)に向けては、西山が「いろいろとエレメンツを変更したりとか、持ち方とかいろいろ変えて1か月半やってきた」と明かすように、微調整を繰り返す日々。それでも「自分たちが今できる最大限の練習はしてきたので、それを本番で発揮できたら」と力を込めた。

 2026年ミラノ・コルティナ五輪の出場はかなわなかった。ただ〝りかしん〟は悲観していない。「今年は経験、紀平、西山組というのをたくさんのアイスダンスのファンの方に知っていただくことが一番大事。これからの未来に期待を持ってもらえるような演技をできたら」と展望を語った。

 18日には報道陣の取材に対応。紀平は長距離フライトの影響で声が出ないため、西山が紀平の分も答えた。この日の公式練習は欠席したが「西日本の演技で悔しい思い、もっと自分たちはできたよねという思いがたくさんあった。それが全日本ではないように、悔いがない練習をしてきたので本番で発揮できたら」とリベンジを誓った。