フィギュアスケート女子の渡辺倫果(三和建装・法政大)が〝大技〟を決めて堂々の首位発進だ。

 グランプリ(GP)シリーズ第5戦スケートアメリカ(15日=日本時間16日、米ニューヨーク州レークプラシッド)のショートプログラム(SP)では、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷させ、1・60点の出来栄え点(GOE)をマーク。2本目の3回転ルッツ―3回転トーループの連続ジャンプは回転不足による減点を受けたが、基礎点が1・1倍となる後半に組み込んだ3回転ループをきっちり決め、合計74・35点で首位につけた。

 GPシリーズ第2戦中国杯は3位。今大会で優勝すれば、上位6選手が争うGPファイナル(12月、愛知・IGアリーナ)への進出が決める。「母方が(GPファイナル開催地の)名古屋の人なので、親戚のみなさんに戦う姿をお見せしたいし、自国開催のファイナルを経験したことがないので行ってみたい」と語っていた渡辺。2位のアリサ・リュウ(米国)とはわずか0・62点差だが、フリーでも首位の座を守ることはできるか。