学生3大駅伝の開幕戦「第37回出雲全日本大学選抜駅伝」が13日、島根・出雲市で行われ、国学院大が2時間9分12秒で2連覇を達成した。7年ぶり5度目の優勝を狙った青山学院大は2時間10分52秒の7位と苦戦した。
レース後、原晋監督(58)は苦笑いを浮かべながら「化けなかったね。2年生がね。やっぱり駅伝力がまだ足りない。強さが足りない」と率直に語った。前半で流れをつかめなかったことを悔やみ、「駅伝はやっぱり前で走らないとレースにならない。いかに流れに乗るかが勝負」と強調した。
当日変更で2区に起用した折田壮太(2年)は「最後のラスト2キロでまったく伸びなかった」と指揮官。3区・飯田翔大(2年)もエース区間で後手に回り、「黒田を3区で使う案もあったけれど、2年生が今後チームを背負っていく。〝ばけばけ大作戦〟で化けてくれればと思ったが、課題が残るレースだった」と悔しさをにじませた。
一方で、5区の塩出翔太(4年)とアンカー黒田朝日(4年)が意地を見せた。「4年生2人は意地の走りを見せてくれた。そこは感謝です」と原監督。経験値の差を痛感した一戦でもあったが、「駅伝は経験していくしかない。練習では培えない。失敗しても、また経験を積ませたい。本番の失敗は本番で返すしかない」と若手の奮起を促した。
また、優勝した国学院大については「駒沢系の練習メソッドだと思う。前田監督は夏合宿の取り組み方が我々と違う。力のあるランナーが出雲に照準を合わせて結果を出した」と分析。「ポテンシャルだけでは勝てない。出雲に合わせたトレーニングをしていかないと勝てない大会になってきている」とも語り、「課題はわかっている。次の全日本、そして最終決戦の箱根に向けて、尻上がりに上げていきたい」と前を向いた。
〝ばけばけ大作戦〟は不発に終わったが、青学の挑戦はここで終わらない。王者の再起は、全日本から箱根路へ続く。












