WWEの〝ジーニアスオブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイと、カブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)の因縁マッチが電撃決定した。

 イヨとアスカ&カイリは、ユニット「ダメージCTRL」が消滅した後も盟友関係を続けてきた。ところがアスカは、イヨが宿敵リア・リプリーと協力することに憤慨して執ように介入。イヨはアスカの援護を拒否したものの、9月20日のPLEで女子世界王座奪回に失敗した。先週のロウでは、暴走するアスカがリアとの一騎打ちで敗れた後に、腹いせにリアを暴行。駆けつけたイヨも渋るカイリとともに襲い、合体技でKOしていた。

 29日(日本時間30日)のロウ(ノースカロライナ州ローリー)ではリアがオープニングでリングに上がり「今夜、決着をつけよう」とカブキ・ウォリアーズを呼び出した。ここでイヨがリングイン。続けてリアの主張に理解を示した上で、「彼女たちは私の家族だし、まだ愛している」と言い、苦しげな表情でアスカ&カイリと敵対する気はないと告げた。

 ところが…会場の大型ビジョンに〝明日の女帝〟と〝海賊王女〟が登場。アスカは「イヨちゃん、ワシがしてやったことを全てなかったことに振る舞ってんな、オイ! リアがお前の家族やて? ワシがお前を家族にしたったんやろ。お前はワシのおかげでチャンピオンになったし、ワシの元で戦うことを誇りに思えや、ボケ! ただ、謝れば許したるわ」などと、日本語と英語を交えて言い放った。カイリも再び家族に戻りたいという。

 リアは「もう家族に戻れないよ」と忠告するも、イヨはリングを下りた。ここでアスカとカイリがリアを背後から急襲。2人がかりでボコボコと蹴りを入れた。イヨはすかさずリングに戻って女帝を引き離して詰め寄ったが、カイリが盾になって止めた。その時だ。カイリの後ろにいたアスカがイヨの顔面に毒霧を噴射。ブルーミストを両目にくらったイヨは、激痛でのたうち回った。

毒霧を浴び、のたうち回るイヨ・スカイ(©AbemaTV, Inc.)
毒霧を浴び、のたうち回るイヨ・スカイ(©AbemaTV, Inc.)

 アスカとカイリは立ち上がったリアにも、2人がかりで攻撃を加えて、最後は女帝がアスカロックで捕らえたリアに、カイリがインセインエルボーを投下。初公開の合体技で、リアもKOしてしまった。ブーイングの中でカブキ・ウォリアーズがリングを去ると、顔を真っ青にしたイヨはわめき散らしながら医療スタッフから治療を受けた。

 こうなれば、もはや「家族」には戻れない。バックステージでイヨはカイリから家族に戻るためアスカのへの謝罪を求められたが、これを拒否。板挟みになっていたカイリも3人が映った写真を逸女に渡し、決別の意志を示した。続いてイヨは、リアにPLE「クラウン・ジュエル」(10月11日、オーストラリア・パース)でイヨ&リアのタッグで、カブキ・ウォリアーズとの決着戦をアダム・ピアースGMに提案したと告げた。リアはイヨの覚悟を聞いた上で了承した。

カイリから渡された写真を見るイヨ・スカイ(©AbemaTV, Inc.)
カイリから渡された写真を見るイヨ・スカイ(©AbemaTV, Inc.)

 これにより、リアの故郷で行われる10・11豪州決戦で、イヨ&リア vs カブキ・ウォリアーズのタッグ戦が決定。和製スーパースター同士の複雑過ぎる感情が絡んだ注目マッチが実現する。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。