巨人・田中将大投手(36)が30日の中日戦(東京ドーム)に先発。6回2失点と好投すると、チームも4―2で勝利し、悲願の日米通算200勝達成となる今季3勝目(4敗)を挙げた。日米通算200勝は史上4人目、日本球界だけでの200勝達成者と合わせると28人目。

 今季達成の〝ラストチャンス〟に、G党の大歓声を受けながら東京ドームのマウンドに上がった田中将。初回は先頭の岡林に中前打を許したものの、後続を打ち取って無失点スタート。直後の攻撃では岡本の先制適時打、中山の2点適時二塁打から一挙3点を奪い、右腕にとっては序盤から心強い援護点となった。

 一方で、2回は三者凡退に抑えたものの、3回にはこの日最大のピンチが到来。二死と追い込んでから再び岡林に安打を浴び、続く細川に2ランを被弾し1点差。その後も四球と安打で二死一、二塁と危機は続いたが、最後は福永を空振り三振に仕留めてなんとかリードを守り切った。

 4回以降は立て直しに成功。4回の攻撃では自ら左前打を放つなど打撃でも存在感を示すと、6回まで無失点投球を続け勝利投手の権利を手にし、6回の攻撃で代打・石塚を送られてマウンドを降りた。

 その後は中川―田中瑛―大勢の継投で、8回二死一、二塁と終盤にピンチを招いたところで大勢に代わり守護神・マルティネスがマウンドへ。阿部監督の〝勝負手〟が成功し8回を無失点で切り抜けると、右腕は今季初の回またぎで9回のマウンドへ。執念の投球で先頭の森をニゴロ、続く味谷から空振り三振を奪うと最後は辻本も空振り三振に仕留めてゲームセット。悲願が達成された。