野球評論家の高木豊氏高が15日、自身のユーチューブチャンネルを更新。制球難で抹消されたDeNA・藤浪晋太郎投手(32)にエールを送った。

 昨季途中から日本球界復帰を果たした藤浪(32)は11日の巨人戦(横浜)で今季初登板を果たすも3回3安打6四球3失点という散々な内容で降板。立ち上がりの初回から3者連続四球としてしまうなど、長年の課題である制球難がまたも顔を出す切なすぎる投球で、チームからは二軍での再調整を即日通告された。

 相川監督だけでなく、チーム全体を失望させる姿を見せてしまった藤浪だが、同球団OBでもある高木氏は「投げているボールは素晴らしかったと思う。立ち上がりの四球でも、ストライクと判定されてもおかしくないボールが多かった」と擁護。特徴的な右打者方向への抜け球の多さも「もっと思い切って腕を振れば抜けないよ。優しい子だから当ててしまってケガさせることを気にしているんだろうな。直球一辺倒でいいから腕を振ってほしい」と語る。

 DeNAは動作解析等に力を入れている球団だけに、藤浪獲得当初は大器右腕再生を期待する声も多かった。だが高木氏は「できるわけがない。数字でやってるわけじゃないんだから。ここで投げろ、ここで離せなんてできないから(フォームもリリースポイントも)バラバラになっている」と手厳しく指摘する。

 抜け球もまた「特殊ボールのひとつ」と語った高木氏は「イップスだとかどうのこうの言う人もいるけど、投げてる球は素晴らしいよ。あとは自信だな」とあくまでも本人の気の持ちようひとつで、復活できる余地がまだあるとの認識を示した。