阪神は15日の中日戦(バンテリン)に5―6で敗れ、連勝は「3」でストップ。2位・巨人とのゲーム差は再び「1」に縮まった。
プロ初先発となった高卒2年目右腕・今朝丸裕喜投手(20)が4回7安打4失点と試合をつくれなかった。1点リードの2回は一死から石伊、福永の連打で一死一、三塁のピンチを背負うと、ボスラーの併殺崩れの間に1点を献上。
さらに1点リードとなった4回も踏ん張れなかった。一死一塁から福永の同点適時二塁打を浴びると、続くボスラーにも外角高めに浮いたフォークを捉えられた。打球は高々と舞い上がり、右翼ホームランウイングへ突き刺さる勝ち越しの2ラン。痛恨の一発でプロの洗礼〟を浴びた。
後続を断って追加点は許さなかったが、この回までで降板。プロ初黒星を喫し、試合後は「4回で降りたっていうのはままだまだ力不足だなと。ボスラー選手のホームランが一番悔しい1球。全然一軍とファームの力の差が本当にすごいなっていうのは感じました」と唇をかんだ。
藤川球児監督(45)も「今夜は寝られないでしょうね、自信もあっただろうけど。カウント不利で変化球を抜いて投げたら、ファームであれば外野フライだったり、タイミングを崩されるだろうけど。このレベルでは当然スタンドまで持っていかれる。それを感じただろうし、その1球がチームの勝ち負けを握りますからね」と一軍の厳しさを説いた。
それでも指揮官は「これをいい経験として、もう一回大きくなっていくために努力をたくさんしてもらいたい」と今後に期待した。悔しさを胸に刻んだ若虎は、プロ初先発で得た大きな教訓を糧に再びはい上がっていく。












