陸上女子中長距離の田中希実(26=ニューバランス)が27日、都内で開催された「New Balance 『Run Your Way.Park Tokyo』」にゲストとして登場した。同社初の試みとして明治神宮外苑周辺の公道で参加者によるレースが行われ、田中はスターターを務めた。
昨今の陸上競技の盛り上がりには「こういうイベントのようにカジュアルに、でも頑張ることを楽しむようなイベントが増えていると思うし、見る、参加する両方の側面で陸上愛を感じてうれしく思う」とレースの表情とは一転、笑顔を見せた。
レース種目の5000メートルと1000メートルの日本記録保持者でもある田中は、3人で1人1000メートルずつ走るリレーの開始前に1000メートルの秘訣をMCに問われ、「端的に言うと、とにかく最初から最後まで全力」と答えると、スタート地点では一斉に笑いが起こった。その後、「800メートルよりは少し長く、800メートルほど無酸素領域でないので、ラストに足が止まることなく走り切れる感覚がある。最初から思い切ってどんと行ってもいいのでは」とアドバイスを送った。
国立競技場を背景に行われた表彰式では、21日に閉幕した世界選手権を踏まえ「世界陸上の興奮冷めやらぬ中、今この日があるのが不思議な気がするが、シビアな陸上だけでなく楽しい陸上をみなさんと味わえてうれしく思う」。熱戦が繰り広げられた会場を眺め大会の余韻に浸っていた。












