陸上女子中長距離の田中希実(26=ニューバランス)は21日に閉幕した世界選手権(東京・国立競技場)を終え、来季のテーマを掲げた。

 田中は27日、都内で開催された「New Balance 『Run Your Way.Park Tokyo』」にゲストとして登場。市民ランナーの出場するレースのスターターを務め、ランナーとの交流を楽しんだ。

 イベント後には報道陣の取材に応じた。世界選手権では1500メートルは予選敗退、5000メートルは12位で終えたが、今季は世界選手権を意識し、レース中のライバルとの勝負に焦点を当ててきた。

 来季に向けて「今季の動きを生かして、勝負だけでなくとにかく純粋に自己ベストがを出したいという気持ちで挑戦するような海外のレースの機会も増やしたい」と、自己最速を目指す方針だ。

 さらに「今季の流れをなぞっていくような感じにはなるが、要所要所を省いたり、逆に新しい動きを入れたりして今季やってきたことを精査していくような年にしたい」と来季を見据えた。

 来年はアジア大会(愛知・名古屋)も控え、着々と準備を進める中で、オフ期間ながら11月からケニアで約2週間の合宿を行う予定だ。

「ケニアの選手の練習につきたいときはついて、1人で走りたいときは走る。野生の感覚で走る生活を送ってみたい」。本来の走る感覚を磨き、自己記録更新につなげていく。